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2.報ステで捕虜殺害の証言を放送・真実は便衣兵の処刑、テロ朝に抗議!・【戦争の話を聞かせてください】登場の黒田千代吉は半年前「便衣兵を銃剣でついて殺した」と証言・日本軍は捕まえた敵兵を「捕虜」と呼ぶ

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(つづき)
 
 
 
1.報ステで捕虜殺害の証言を放送
真実は便衣兵の処刑、テロ朝に抗議!
【戦争の話を聞かせてください】登場の黒田千代吉は半年前「便衣兵を銃剣でついて殺した」と証言
日本軍は捕まえた敵兵を「捕虜」と呼ぶ
のつづき
 
 
 

では、どうして黒田千代吉は「報ステ」で「捕虜」と発言していたのだろうか?

これには大きく次の3つの可能性が考えられる。
―――――――
1.
黒田千代吉が、自分を含めた「日本軍」を悪者に仕立てようと悪意を持って偽証した。

2.
昔の日本兵は捕まえた敵の便衣兵なども、正確には「捕虜」ではないのに、「捕虜」や「俘虜」などと呼んでいた事実がある。
黒田千代吉もやはり「捕まえた便衣兵」を「捕虜」と表現してしまい、番組制作会社がその事実を隠したまま如何にも日本軍が悪かったように番組を制作した。

3.
正確には「捕まえた便衣兵」なのに、黒田千代吉が不正確な「捕虜」という表現を使って証言してしまい、無知な番組制作会社がその事を知らずに、そのまま日本軍を悪者として放送した。
―――――――


私は、2の可能性が極めて高いと考えている。

昔の日本兵は、捕まえた敵の投降兵や敗残兵や便衣兵などのことも、全て「捕虜」や「俘虜」などと呼んでいた。

それを良いことに反日左翼が、日本軍による敵兵殺害や敵便衣兵殺害のことを「捕虜殺害」と非難することは、よくある手口だ。

また、便衣兵の処分に関しても知識がない初年兵の黒田千代吉は、便衣兵を見つけたら殺すべきなのに、「いくら何でも捕まえて目隠ししている者を殺すのは悪いことだ」と間違った思い込みを続けているものと考えられる。


有り得ないことだが、仮に黒田千代吉が銃剣で突き殺した相手が「捕まえた便衣兵」ではなく、本当に「捕虜」だという場合、次のことを確認する必要がある。

●古年兵が収容所から捕虜を勝手に連れ出すことなど出来るわけがないのに、その古年兵はどのようにして捕虜を収容所から連れ出したのか?

●黒田千代吉さんに捕虜を突いて殺せと命令した上官の名前は?

●なぜ、黒田千代吉さんや他の兵士たちは、そのような違法行為を憲兵に通報しなかったのか?


いずれにしても、制作会社の「オフィスボウ・ウィーン」と放送した「テレビ朝日」には、この「戦争の話を聞かせてください」という特集を制作したり放送したりする資格がない。

googleで「黒田千代吉 捕虜 銃剣」で検索すれば、上から4番目に上述した「NPO法人ブリッジ・フォー・ピース(BFP)の公式blog」の記事が掲載され、
「刺突訓練を行っていた時に、戦闘で捕えた一名の便衣兵を銃剣でついて殺した」
と明記されている。

オフィスボウ・ウィーンにせよ、テロ朝にせよ、このような番組を制作して放送するなら、最低限これくらいのことは下調べして確認し、事実を正確に放送しなければならない。

尚、日本軍将兵が、捕まえた敵の投降兵や敗残兵や便衣兵などのことも、全て「捕虜」や「俘虜」と呼んでいたことに関しては
過去記事で詳しく説明しているが、簡単な事例を紹介しておこう。

歩兵第三十三連隊を統括した第三十旅団長佐々木到一少将が日記を元に書き起こした佐々木私記には、次の記述がある。
―――――――
午後二時頃概して掃蕩を終って背後を安全にし、部隊を纏めつつ前進和平門に至る。その後俘虜続々投降し来り数千に達す、激昂する兵は上官の制止を肯かばこそ片はしより殺戮する。
―――――――


既に俘虜(捕虜)となっているのであれば投降するはずがない。。
まだ俘虜(捕虜)ではない敗残兵だから、
「投降し来り」となる。
ここでは、敗残兵が「俘虜」(捕虜)と表現されている。



ということで、私は、テレビ朝日に抗議文を郵送することにした。


「報道ステーション」係 抗議文

〒106-8001 テレビ朝日
「報道ステーション」係

━━━━━━━━━━
拝啓

6月2日放送の「報道ステーション」【戦争の話を聞かせてください】を拝見しました。
番組では黒田千代吉さんらが捕虜を銃剣で突き殺したことについて、「上官の命令で他の18人の兵士たちも、次々とその捕虜を刺し、中国人の捕虜は息絶えた。終戦の僅か1か月前の事でした。」と述べていました。

しかし、2010年12月に、NPO法人ブリッジ・フォー・ピース(BFP)が黒田千代吉さんに対して行った取材報告には、次のように述べられています。
――――――
昭和二十年六月十日ごろ、カン州(現在江西省:難しい漢字)に到着。秋水591大隊本隊に合流。長い行軍が終わる。当初千二百名いた初年兵が、四百人に減っていた。ここで休養した後、戦闘訓練を行う。刺突訓練などをやっていた。
ある日、日本軍の分哨が攻撃され戦闘になった。そして便衣兵一名が捕えられた。刺突訓練を行っていた時、その便衣兵を銃剣でついて殺した。
――――――


上記「NPO法人ブリッジ・フォー・ピース(BFP)」の公式HPによれば、銃剣で突いて殺したのは、国際法で保護すべき捕虜ではなく、その場で処刑すべき便衣兵だとされています。

ちなみに、黒田千代吉著『最後の初年兵―3千キロ死の行軍』(2002/4/1)にも、夜に用便のため少し離れた戦友(梯団の仲間)が敵の便衣兵(便衣隊)拉致された話が述べられています。
日本兵が用足し中に敵の便衣兵(便衣隊)に拉致されたりすることは良くあったとのことです。

番組では、黒田千代吉さんが銃剣でついて殺した相手は正式な捕虜だったのか、それとも戦闘で捕えた便衣兵だったのか、確認したのでしょうか?

正式な捕虜だとすれば、収容所から連れ出した事になりますが、兵士が勝手に収容所から捕虜を連れ出すことなど出来ません。
ましてや、その捕虜を刺突訓練のために銃剣で突き殺したりすれば、軍法会議にかけられた後、死刑にされることは間違いありません。

したがって、事実としては、黒田千代吉さんが銃剣でついて殺した相手は正式な「捕虜」ではなく、「戦闘で捕えた便衣兵」でした。

黒田さんは「捕虜」という表現で発言していますが、日本軍将兵は正確には国際法上の「捕虜」ではない「捕まえた敗残兵や便衣兵」のことも全て「捕虜」と呼んでいたのです。

日本軍将兵が、捕まえた敵の敗残兵や便衣兵などのことも、全て「捕虜」や「俘虜」などと呼んでいた簡単な事例を次に紹介します。

歩兵第三十三連隊を統括した第三十旅団長佐々木到一少将が日記を元に書き起こした佐々木私記には、次の記述があります。
――――――
午後二時頃概して掃蕩を終って背後を安全にし、部隊を纏めつつ前進和平門に至る。その後俘虜続々投降し来り数千に達す、激昂する兵は上官の制止を肯かばこそ片はしより殺戮する。
――――――


既に俘虜(捕虜)となっているのであれば投降するはずがありません。
まだ俘虜(捕虜)ではない敗残兵だから、「投降し来り」となるのです。
ここでは、敗残兵が俘虜(捕虜)と表現されています。

このように、日本軍将兵には、捕まえた敵の敗残兵や便衣兵などのことを全て「捕虜」や「俘虜」と呼ぶ習慣がありました。

収容所に収容していた正式な捕虜ならば国際法で保護する義務がある一方、捕まえた便衣兵ならば処刑する必要がありました。

便衣兵の処分に関する知識のない初年兵だった黒田千代吉さんは、便衣兵を見つけたら殺すべきなのに、「いくら何でも捕まえて目隠ししている者を殺すのは悪いことだ」と間違った思い込みを続けているものと考えられます。

有り得ないことですが、仮に黒田千代吉さんが銃剣で突き殺した相手が「捕まえた便衣兵」ではなく、本当に「捕虜」だった場合、次のことを確認する必要がありました。

●古年兵が収容所から捕虜を勝手に連れ出すことなど出来るわけがないのに、その古年兵はどのようにして捕虜を収容所から連れ出したのか?

●黒田千代吉さんに捕虜を突いて殺せと命令した上官の名前は?

●なぜ、黒田千代吉さんや他の兵士たちは、そのような違法行為を憲兵に通報しなかったのか?


テレビ朝日が報道番組において、このような話を放送する以上、真実を正確に報道する義務があります。

すなわち、黒田千代吉さんは「捕虜を殺した」(違法)と証言しましたが、実際に黒田さんが殺したのは保護すべき「捕虜」ではなく、戦闘で捕まえた便衣兵だった(殺しても合法)ことを視聴者に伝えなければなりません。

勿論その際には、日本軍将兵が正確には国際法上の「捕虜」ではない「捕まえた敗残兵や便衣兵」のことも「捕虜」と呼んでいたことを説明するべきでしょう。

番組では黒田さんたちが行った便衣兵の殺害(処刑)を悪いことと結論付けていましたが、それは大きな間違いです。

黒田さんに便衣兵の処分に関する知識がないことを悪用して、日本軍が悪いことをしたと誤解を生ぜしめる番組をつくったことは、大きな問題です。

私は、テレビ朝日に対して、放送で謝罪と訂正を行うことを強く要請します。

「報道ステーション」では今後も【戦争の話を聞かせてください】の放送を続けていくようですが、6月2日のような出鱈目な内容を放送するのであれば、もうやめてください。

まずは、急いで謝罪と訂正を行うようお願い致します。

〒1●●-0●●● 東京都●●区●●7-●-●
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