
避難所を訪れ、被災した人たちに話しかける天皇陛下=2011年4月27日、宮城県南三陸町の歌津中学校
http://www.news-postseven.com/archives/20120213_87155.html
宮内庁の予算約170億円 天皇家のプライベート予算約3億円
2012.02.13 07:01
宮内庁には平成23年度予算で、170億8158万円の予算がついた。うち宮内庁費は107億8557万円。残りが宮廷費、内廷費、皇族費となる。皇室を支える“財布”の中身とは。以下に解説する。
【宮廷費】宮内庁が管理する皇室の公的活動費。宮中晩餐会や園遊会、行幸啓や外国訪問などに使われる。56億8378万円。
【内廷費】御手元金として支出される天皇家(天皇・皇后、皇太子一家)の日常費用などのプライベート予算。3億2400万円。
【皇族費】同じく御手元金として支出される各宮家の皇族の予算。平成23年度は当主1人につき3050万円など。2億8823万円。
*内廷費や皇族費は内廷職員や私的に雇用している職員の人件費としても使われている。
※宮内庁HPなどを元に作成
※参考資料:『知られざる皇室』(久能靖著、河出書房新社刊)、『皇室のすべて』(学研刊)ほか
※SAPIO2012年2月22日号
上の記事については、ネット上でも議論になり、「安すぎる!」「高すぎる!」といろんな意見が出ていた。
「高い」と非難する書込みの中には、朝鮮人による書込みと推測できるものも少なからずあった。
(例)
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34 :名無しさん@12周年:2012/02/14(火) 00:50:24.30 ID:HlY7NRiJ0
高すぎるだろ
35 :名無しさん@12周年:2012/02/14(火) 00:50:27.64 ID:GwM9QUHH0
贅沢してんなこいつら
79 :名無しさん@12周年:2012/02/14(火) 00:57:46.37 ID:EbxP6bX00
天皇家は泥棒
毎年3億円の税金泥棒
天皇家の人間を刑務所にぶちこめ
ヘイセイ天皇には天罰くだって心臓手術失敗して死ね、くたばれ、昭和天皇のいる地獄に落ちろ
ヘイセイ天皇は2/18に死ね それか一ヶ月苦しんで死ね
死んで地獄に落ちてにどとこの世界に出てくるな
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このように、どうみても日本人による書込みではなく、日本の皇室に嫉みを持つ朝鮮人が必死になっているとしか思えない書込みも多々あった。
それに対して「決して高くはない」と主張する書込みの中には3年くらい前からある次のコピペもあった。
119 :名無しさん@12周年:2012/02/14(火) 01:02:57.61 ID:whYKauKS0
8兆9547億円 男女共同参画予算中の高齢者向け予算(2005年度、概算要求)
5兆6102億円 道路特定財源(国と地方の合計、2007年度)
4兆8563億円 防衛関係費(2005年度、概算要求)
3兆5780億円 アメリカの宇宙関係予算
3兆1280億円 りそな銀行に投入された公的資金
2兆7800億円 朝銀(北朝鮮系金融機関)に投入された公的資金
1兆6743億円 男女共同参画予算中の男女共同参画等向け予算(2005年度、概算要求)
1兆3600億円 全国の朝鮮銀行に投入された公的資金(1998年から2002年まで)
1兆0200億円 在日外国人への生活保護
6724億円 NHKの予算(2005年度)
6216億円 欧州の宇宙関係予算
2845億円 日本の宇宙関係予算
2273億円 中国への日本のODA(2000年度)
1212億円 中国への日本のODA(2002年度)
110億円 宮内庁運営費(2008年度)
60億円 宮廷費(2008年度) ←――――――――――――ここ!!
9億円 朝鮮学校への補助金(全国の合計、2003年度)
3億円 内廷費(2008年度) ←――――――――――――ここ!!
3億円 皇族費(2008年度) ←――――――――――――ここ!!
宮内庁関係予算=【宮内庁費+皇室費(内廷費、皇族費、宮廷費)】の推移は、次のPDFで見ることが出来る。
宮内庁関係予算の推移(PDF)
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/kunaicho/pdf/yosansuii-h23.pdf
私も、「皇室費」が約63億円で、そのうち天皇皇后両陛下と皇太子殿下一家(計5人)のプライベート予算である【内廷費】が3億2400万円で、各宮家の当主1人につき3050万円等の【皇族費】が2億8823万円というのは、どう考えても安過ぎる思っている。
最初に、宮内庁関係予算=【宮内庁費&皇室費(内廷費、皇族費、宮廷費)】と言ってもピンと来ない人も多いかもしれないので、分かり易く説明した文章を紹介する。
【参考】
読書 今週の逸冊 『天皇家の財布』森暢平著
2003/09/13, 週刊ダイヤモンド
新潮社●本体価格680円
おカネの動きから見えてくる天皇家の実像と時代の変遷
評者 保阪正康●ノンフィクション作家
(一部抜粋)
大日本帝国憲法下の主権者としての立場から、日本国憲法下では象徴という存在に変わったが、そのプロセスで天皇家の財布は極端に小さくなり、さらに制約も加えられることになった。もともと天皇家自体の〈公〉は別にして、〈私〉はきわめて質素だったが、その〈公〉もまたGHQの監視を受けていたことがわかる。
知られざる皇室予算
本書によれば、天皇や皇族は、その社会的活動のために「皇室費」という名目で予算が割かれているとのことだが、これも宮廷費、内廷費、皇族費の3つに分かれていて、宮廷費はオフィシャルマネーで残り二つはプライベートマネーなのだという。皇室費の予算は2003年度は114億6129万2000円。そのうちの80%近くは人件費と手当て関係だというから、天皇家のオフィシャルマネーは“人件費増”に苦しめられているのかもしれない。
宮内庁はこれに宮内庁費を含めて「四つの財布」を持っているそうで、その区別は厳格だという。鉛筆1本を購入しても、天皇の公務用なら宮廷費、愛子様のお絵かきならば内廷費、秋篠宮様のナマズ研究ならば皇族費となり、職員の事務に用いるならば宮内庁費となる。こうした一般に知られざる事実が次々に明かされていくうちに、天皇家もまたそれほど裕福ではないとの実感を持ってしまう。
本書が好感を持てるのは決して覗き趣味に堕していないことだ。天皇とその制度に批判的な人たちは、こうした台所事情に対して度の過ぎた中傷や揶揄(やゆ)を含んで記述を進めるのだが、それがないのも現行の皇室制度に客観的な理解を深める一助となっている。
昭和天皇の侍従だった人物からの直話だが、昭和天皇は24時間天皇であり続けようとしたという。替わって平成の天皇は、憲法上の制約や時代の流れもあって8時間天皇であり、自らの時間を大切にする生き方を採っていると指摘していた。本書を深読みしていけば、皇室費をどのようにとらえるかという視点のなかに、皇室のあり方が提示されているようにも思う。
1989年7月に、昭和天皇の遺産は20億円と公表された。平成の天皇の資産は明確にはなっていないが、昭和天皇よりはるかに少ないだろうという。それも皇室のあり方と結び付けて考えるべきかもしれない。
少し、宮内庁関係予算【宮内庁費と皇室費(内廷費、皇族費、宮廷費)】について理解し易くなったのではないだろうか?
また、もう一つ多くの人が誤解していることに「皇室や皇族は税金を払っていない」という間違った思い込みがあるが、少なくとも皇室や皇族も住民税や相続税は納めていらっしゃる。
http://allabout.co.jp/finance/assetmanagement/closeup/CU20041215A/index.htm
(一部抜粋)
昭和64年1月7日、昭和天皇が崩御された際は相続税が発生しています。課税遺産総額は18億6000万円強、法定相続分通りに2分の1を相続された昭和皇后は配偶者控除により相続税額はゼロとなり、残りの2分の1を相続された今上天皇は4億2800万円の相続税を納めました。
もう一つ余談ですが、天皇・皇后・紀宮は御所のある千代田区に、皇太子・皇太子妃は東宮のある港区に、それぞれ住民税を納めています。
このように、現在の天皇陛下は相続税や住民税をお納めになっていることもあり、天皇陛下の資産は先帝陛下(昭和天皇)の資産だった20億円よりも遥かに少なくなっている。
その結果、天皇陛下の資産は、世界の王族と比べても非常に小さい。
世界一の金持ちはタイ国王=王族長者番付、天皇陛下は選外-米経済誌
2008年8月22日11時38分配信 時事通信
【ニューヨーク21日時事】米経済誌フォーブスは21日までに、世界の王族長者上位15人の番付を公表し、タイのプミポン国王が推定純資産350億ドル(約3兆8000億円)でトップに立った。タイ当局が今年に入り、バンコク市内の広大な所有地を含む大胆な国王の資産公開に踏み切ったため、総額が膨れ上がった。
第2位はオイルマネーで潤うアラブ首長国連邦(UAE)のハリファ大統領(アブダビ首長)で、推定純資産は230億ドル(2兆5000億円)。3位はアブドラ・サウジアラビア国王の同210億ドル(2兆3000億円)だった。英国のエリザベス女王は12位にランクインしたが、天皇陛下は15位以内に届かず、順位は不明。
天皇陛下は、世界最高権威者であるにもかかわらず、個人資産を殆どお持ちにならず、実に質素であられる。
また、天皇皇后両陛下と皇太子殿下一家(計5人)には「内廷費」3億2400万円、皇族には「皇族費」2億8823万円が支払われているが、使途は人件費等が大半を占めており、両陛下と皇太子殿下一家の方々が実際に自由に使えるお金は、お一人あたり推定500万円程度と言われている。
天皇陛下は、日々、過酷な祭祀、国事行為、その他行為(賓客の接待、国体等への御出席など)に御尽力されておられるにもかかわらずだ。

天皇陛下の祭祀
(つづく)