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Channel: 正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現
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2.北朝鮮とサッチャー核武装論・自衛隊幹部「どこに飛んでくるかわからず難しい」・核ミサイル持て

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(つづく)
 
 
 
1.北朝鮮とサッチャー核武装論
自衛隊幹部「どこに飛んでくるかわからず難しい」
核ミサイル持て
のつづき
 


サッチャー

さて、4月8日、イギリスのサッチャー元首相が脳卒中で死去した。

87歳だった。

サッチャー元首相は、「核兵器の廃絶など狂気の沙汰」と言い放ち、「核兵器を配備すれば核攻撃を受けるとの批判は歴史的事実に反する、日本が核攻撃を受けたのは、日本は核を持たなかったために、核の報復をする能力なしとの判断から安心して核攻撃された」と断言し、「私は核があっても、戦争の無い世界を目指すのです」と語った。

残念ながら、サッチャー元首相のような政治家は、日本には殆どいない。


――――――
 かつてイギリス首相マーガレット・サッチャーは、核兵器の廃絶など「狂気の沙汰」と言い放った。
第二次大戦後五〇年の平和をもたらしたものが何なのかよく考えてみよ、というのである。
もし、核兵器がこの世に存在しなければ、冷戦は疑いなく第三次世界大戦に発展していただろう。
これは、英国の衰亡をぎりぎりの局面で食い止めた、”鉄の女”の、決して揺るぐことのない信念であった。


「諸君!」2003年8月号
「日本国核武装への決断」中西輝政より
――――――



【正論】平成国際大学名誉学長・中村勝範
2007/01/24、産経新聞

欧州の歴史が証明する「核には核」

■国辱を認識する精神が壊れている

≪核実験の威力をかさに≫

 北朝鮮が核実験をする1カ月前に、北朝鮮は核実験すれば国際社会から主流国とみられるようになる、一時的に制裁されることもあるが失うものより得るものが大である、との論文を発表していた中国の学者がいた。復旦大学国際問題研究院の沈丁立副院長である(読売昨年10月3日)。北朝鮮への核実験のすすめを説いたものである。

 核実験後の北朝鮮は沈氏の論文通りになった。日本、米国から経済制裁を受けているが、中国からはこたえるような制裁はない。

 他方、昨年来の6カ国協議で証明されたが、北朝鮮は超大国米国を手玉にとり、協議を牛耳った。6カ国協議とは名ばかりで、実態は米国が一貫して拒否してきた米朝2国間協議に終始した。

 北朝鮮は米国以外の中国、ロシア、韓国とも形式的ながらも2国間協議を持ったが、日本との2国間協議はなかった。核を持たず、作らず、持ち込ませず、その上に最近では核論議もさせず、核について考えることもまかりならんとの「非核5原則」(中川昭一自民党政調会長 本紙昨年12月20日)の日本が世界の「主流国」間の協議に顔をだすこと自体がナンセンスということである。協議の議長国中国も日朝協議を斡旋(あっせん)しなかったし、米国もなす術(すべ)がなかった。日本は北朝鮮のみならず、他の4カ国からも虚仮(こけ)にされたのであるが、われわれ日本人はそれに気づいていない。国辱を国辱と感じる正常な精神が壊れているのである。人間失格である。

(略)

≪サッチャー首相の決断≫

 1979年12月、北大西洋条約機構理事会はソ連が1983年末までにSS20を撤去しないならば、われわれは米国製パーシングIIを配備すると決定した。
これに対しソ連は、もしもパーシングIIを西欧に持ち込めば、SS20は西欧を火の海にすると脅すと同時に、金とパーシングII導入反対の工作員を多数西欧に投入した。1983年、西欧の大都市で次々と数十万人から100万人を超えるパーシングII導入反対のデモと集会が展開された。ロンドンでも反対集会が燃え上がった。

 6月9日は英国の総選挙であった。野党である労働党は、サッチャー首相はパーシングIIを導入しようとしているが、そうなればソ連の核攻撃を避けられないから、ソ連と話し合い、平和共存の道を選ぶと訴えた。


 サッチャー首相はすかさず切り返した。核兵器を配備すれば核攻撃を受けるとの批判は歴史的事実に反する、日本が核攻撃を受けたのは、日本は核を持たなかったために、核の報復をする能力なしとの判断から安心して核攻撃された、と。

 サッチャー首相の率いる英国保守党は1935年以来、かつてない勝利を博した。英国民も現実的理性的であった。英国についでイタリア、西ドイツにもパーシングIIは導入された。これらが突破口となり、冷戦は自由主義陣営の勝利へと大きく前進した。

 以上の英国の歴史的事実は教えている。われわれが学ぶべきことはサッチャー的政治家を日本国民のリーダーとすべきであって、ソ連の恫喝(どうかつ)にいたずらに媚態(びたい)を呈する労働党的政治家を駆逐することである。

 (なかむら かつのり)


――――――――――
サッチャー女史が説く核兵器有効論 『中国の「核」が世界を制す』伊藤貫著
【サッチャー女史が説く核兵器有効論】

1990年代初頭、英首相を退任したマーガレット・サッチャーはワシントンを訪れて、外交政策のスピーチの後の質問で、あるアメリカ人が、「すでにソ連は崩壊し、冷戦は終わった。それなのになぜ、最近のイギリス政府は、次世代の核兵器システム整備のために多額の国防予算を注ぎこんでいるのか?」と質問した。彼の質問のトーンは、イギリス政府の核政策に批判的なものであった。
これに対してサッチャーは、以下3つの理由を挙げて、なぜイギリスが最新の核抑止力システムを整備しておく必要があるのか、という説明をした。

①1947年~1991年の冷戦期に、米ソが直接、軍事衝突しなかったのは、核兵器のおかげである。核兵器の破壊力があまりに強いため、米ソ両国は、彼らが支配する第三世界の衛星国に代理戦争させることはあったが、核武装した米ソ同士の直接の軍事衝突は注意深く避けた。この事実を見ても、核兵器に非常に強い戦争抑止効果があることは明らかだ。もし核兵器が存在しなかったら、米ソ両国は冷戦期に正面衝突して、数千万人の戦死者を出すような大戦争が起きていたのではないだろうか。

②イギリスは中型国家であり、その軍事予算は限られている。この限られた予算を使って最大限の戦争抑止力効果を得るためには、通常兵器に投資するよりも核兵器に投資したほうが、高い抑止効果を得られる。核兵器への投資は、限られた英国軍事予算の生産的・効果的な使い方である。

③現在の国際社会は、核兵器を持つ国が支配している。そのことが良いことか悪いことかは別として、それが国際政治の現実である。もしイギリスが常に最新型の核抑止力を整備しておかなかったら、イギリス政府は国際社会で独立した発言力を失ってしまう。


このように語るサッチャー女史の態度は、堂々としたものであった。彼女はにこやかに笑みを浮かべ、自信に満ちた声で、「核兵器を所有することが、いかにイギリスの国益に貢献してきたか。そして、イギリス政府の核兵器保有政策を批判する者が、いかに間違った感情的な議論をしてきたか」を熱心に解説した。
著者はサッチャー女史の力強く論理的な応答を観察しながら、日本の政界にサッチャーのような勇気と智慧を備えた人物がいないことを残念に思った。

P182-183
『中国の「核」が世界を制す』伊藤貫著
――――――――――





http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE93800X20130409
「私は信念の政治家」、サッチャー元英首相語録
2013年 04月 9日 10:35
4月8日、「鉄の女」と呼ばれ、国営企業の民営化などで内外の保守派に影響を与えたマーガレット・サッチャー元英首相が脳卒中で死去した。1988年10月撮影2013年 ロイター

[ロンドン 8日 ロイター] 「鉄の女」と呼ばれ、国営企業の民営化などで内外の保守派に影響を与えたマーガレット・サッチャー元英首相が8日午前、脳卒中で死去した。87歳だった。

以下は、サッチャー氏が政治生活の中で残した数々のコメント。

「政治の世界で、言葉を求めるなら男性に、行動を求めるなら女性に聞きなさい」(1965年)

「自分が生きている間に、女性の首相が誕生することはないと思う」(1973年、教育相時代のコメント。その後、1979年に英国初となる女性の首相に)

「不一致あるところには調和を、誤りあるところには真実を、疑いあるところには信頼を、絶望あるところには希望を」(1979年の選挙に勝利し、アッシジの聖フランチェスコの祈祷文を引用して)

「私は意見の一致を求める政治家ではない。信念の政治家だ」(1979年)

「閣僚たちがどれだけ議論しようと構わない、私が言ったことをしている限り」(1980年)

「フォークランド諸島問題では、外敵と戦わねばならなかったが、われわれは常に内なる敵に注意しなくてはいけない。こちらの方がより強敵で自由にとって危険な存在だ」(サッチャー氏の経済政策に対する労働組合の最も激しい反対運動の引き金となった1984―85年の鉱山労働者ストライキについて)

「英国は共同体に1ペニーすら要求していない。レシートがたまっているわれわれの大金を返してほしいと言っているだけだ」(1979年の欧州経済共同体サミットで)

「私は戦い続ける。勝つために」(1990年11月、保守党党首選の第1回投票で十分な票を獲得できなかった後で。サッチャー氏は翌日辞職した)



▽サッチャー首相のその他の至言▽
「私は核があっても、戦争の無い世界を目指すのです。」 サッチャー首相死去
http://blogs.yahoo.co.jp/kanazawa_sanetoki2004/38073189.html


(一部抜粋)

フォークランド紛争では、当然味方してくれると思ったアメリカが味方してくれませんでした。
それどころか、「地球の裏側のあんな小さな島、どうでも良いじゃないか」とすら言ってきたのです。
経済も再建途上であり、閣僚も軍人も戦いたくはなかったのです。
アルゼンチンとしても、この辺りは読んでいたのかも知れませんね。
その時に出た言葉が


「この国に男は居ないのか!」

です。

ただただ好戦的というのではなく、自国領土を守るのは政治家や軍人の務めでもあり、国家としてのスジの問題であります。


男ならスジを通せ!

と迫ったのだと思います。
長年男をやっていて、女にこう言われたら、もうやるしかないでしょねw
今、サッチャー首相が日本にいたら、安倍さん以下全員がこの言葉を投げつけられたでしょうね。


(略)

サッチャー首相の演説で、心に残っているのは、

「日本が核攻撃を受けたのは、日本に核が無かったからだ」

「私は核があっても、戦争の無い世界を目指すのです」


という言葉です。

サッチャー首相のこの言葉が正しいと思うならば、日本の核武装に反対する根拠は無くなるでしょう。
私は正しいと思います。


核があっても、戦争の無い世界が良いのです。




維新政党・新風」は、【いそげ!核武装】を政策公約に掲げて今年7月の参院選を戦う!
外国人生活保護など公金支出禁止
「維新政党・新風」は、「核武装推進」を公約している
▼「維新政党・新風」の主な政策公約▼
(一部抜粋)
いそげ!核武装
日韓国交断絶
領土侵略に対する断固たる対応
犯罪国家北朝鮮に拉致された同胞救出のために武力行使を辞さず
宮沢・村山・河野談話撤回
パチンコ規制(廃止)
スパイ防止法制定
道州制反対
TPP反対
外国人生活保護など公金支出禁止
夫婦別姓反対
人工妊娠中絶反対(中絶のハードルを高くする)
人権擁護法案反対
在日特別永住者制度廃止
移民受入反対
世界一安全な原発でエネルギー確保
外国人留学生の制限と優遇廃止
日教組解体
自主憲法制定
宮内庁を宮内省に

 
 
 
 
 
 
 
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